叱られたやうに落葉のかたよれり 程子
落葉は大方隅にかたよってちぢこまっている。どう見てもたのしそうではない。
(俳人協会刊:自註現代シリーズ『三上程子集』)
★句会案内 *体験・見学歓迎!
日時:12月19日(火)13時~*12時開場
会場:藤沢市南市民図書館(湘南GATE6階)
指導:三上程子
投句:6句(兼題・席題含)
*投句方法はお問い合わせ下さい
兼題:駅をテーマに
席題:12時過ぎに会場・ラインにて発表
★吟行会
日時:12月16日(土)
集合:地下鉄元町・中華街駅改札6番出口
吟行場所:港の見える丘公園
句会:13時~ 大佛次郎記念館会議室
★連絡先 浅木まで
shuntokamakura@gmail.com
0467(31)8153
【こぼれ話】
♦俳人協会神奈川県支部が発足し、5月に第1回の俳句大会が開催されました。鎌倉句会からは程子先生、浩堂さん、宏子さん、ノヱさんが入選されましたが、とりわけ高評だったのが宏子さんの〈聖樹から聖樹へ試歩の廊下ゆく〉でした。一昨年末入院されたときの実体験をそのまま句にしただけと、本人はおっしゃっていましたが、この時期になると口についてでてくるような、心に沁みる句です。聖樹の明りは心細かった宏子さんの小さな目標となり、その一歩一歩が回復の足どりとなったのですね。心に聖樹の明りが欲しいと思うのは私だけでしょうか♦来年から吟行会が第2火曜日に変更になります。
photo by NOE
紅葉は秋の季語ですが、鎌倉の紅葉が一番美しいのは12月の第1週頃です。今年は暑さがつい最近まで続き、さてどうなるのやら。ただ台風が少なく例年になく潮傷みが少ないため、さぞ美しい色合いが楽しめると期待しています。