日だまりは父の陣地や冬に入る 程子
日向ぼこの父は上手に日の当たる場所を見つけて、まるでわが陣地のようにどっかと座りこむ。
(俳人協会刊:自註現代シリーズ『三上程子集』)
★句会案内 *体験・見学歓迎!
日時:11月21日(火)13時~*12時開場
会場:鎌倉大路ビル3F 変更要注意❕
指導:三上程子
投句:6句(兼題・席題含)
兼題:ラグビー
*席題は12時過ぎ、会場・ラインで発表
★吟行会
日時:11月18日(土)
場所:円応寺・建長寺界隈
句会:13時 鎌倉大路ビル3F
【こぼれ話】
♦長年鎌倉句会の幹事として支えて下さった吉澤恵美子さんが5月にお亡くなりました。二十数名の会員を一人でお世話下さった時期もありました。体調がすぐれず欠席投句が続いた折、「ご迷惑をおかけすることが多いのでせめて皆さんに」と、薄紅色の短冊を一箱お預かりしていました。筋の通った厳しい方でもありましたが、そのような心遣いのできる方で、俳句はもちろん、春燈のよき伝統を折にふれ教え伝えてくださいました。その短冊は参加者に配り、ひととき吉澤さんのご冥福をお祈りしました。
photo by NOE
日本のお父さんが日向ぼこをしているような、どこか懐かしい縁側。旧川喜多邸。
赤い山茶花の大木が見事です。