春燈鎌倉句会

指導者 三上程子先生の今月の一句と句会のご案内

正月 2024・1    

正月のかほして並ぶ雀かな 程子

元日の朝窓を開けると、庭に雀が並ぶようにいて、まるで御慶を申しに来ているようだった。その雀もここのところ見なくなった。

俳人協会刊:自註現代シリーズ『三上程子集』)

 

★句会案内 *体験・見学大歓迎!

日時:1月16日(火)13時~*12時開場

会場:藤沢南市民図書館(湘南GATE6階)

指導:三上程子

投句:6句(兼題・席題含)

   12日までに事前投句

兼題:「今」または「今年」

席題:12時過ぎに会場・ラインにて発表

★吟行会

なし

PHOTO BY NOE

 庭に雀や目白など、小鳥が次々にやってくるのですが、なかなか写真に収めることができません。これは江ノ電江ノ島駅、車止めにいるピコリーノです。いつもかわいらしい手編みの洋服を着ています。2022年の江ノ電120周年記念イベントとして「江のピコ編み物グランプリ」も行われたほどです。

 掲句発表のあと、「正月のかおした○○」という小さなブームがあって、猫やら鴉やらが多数登場しました。みなさんの近くで「正月のかおした○○」がいればぜひラインで写真を送ってください。

鎌倉ではちょっと嫌われ者の台湾りす。心優しい女主人に救われて、今年の福の神になるそうな。正月の顔して柚子をかじりにきています。(By Suzue)