春燈鎌倉句会

指導者 三上程子先生の今月の一句と句会のご案内

八月  2023・8

鶴岡八幡宮 源氏池にて  by NOE

忌の多き八月の空しづかなり 程子

原爆忌、敗戦忌などど八月には多くの人が亡くなった。黙禱を捧げつつ考える。空もまたしずかに。

俳人協会刊:自註現代俳句シリーズ『三上程子集』)

★句会案内 *体験・見学大歓迎!

日時:8月15日(火)13時~ *開場 12時

場所:藤沢南市民図書館(ODAKYU湘南GATE 6階)

指導:三上程子

投句:7句(兼題・席題含)

兼題:秋の工事現場をテーマに

席題:12時半までに、会場・ラインにて発表

★吟行会 休み

★連絡先   浅木まで

 shuntokamakura@gmail.com

    0467(31)8153

【こぼれ話】

 7月の兼題は「夏のコンビニをテーマに」、新しい試みに某人気TV番組みたいと賛否両論ありました。実は燈下集(同人会)総会時の句会、特々選は三千江さんの〈行く春や信号待ちの人力車〉。主宰は講評で、きわめて現代的な事象に普遍の季語を取り合わせることで、新しい世界を描きだすことができましたと、語られました。新しい句の種は日常的になりすぎて気がつかない暮しの中に、こぼれているのかもしれません。

 来月は「秋の工事現場」、さてどんな句がでるのか楽しみです。(N)