忌の多き八月の空しづかなり 程子
原爆忌、敗戦忌などど八月には多くの人が亡くなった。黙禱を捧げつつ考える。空もまたしずかに。
(俳人協会刊:自註現代俳句シリーズ『三上程子集』)
★句会案内 *体験・見学大歓迎!
日時:8月15日(火)13時~ *開場 12時
場所:藤沢南市民図書館(ODAKYU湘南GATE 6階)
指導:三上程子
投句:7句(兼題・席題含)
兼題:秋の工事現場をテーマに
席題:12時半までに、会場・ラインにて発表
★吟行会 休み
★連絡先 浅木まで
shuntokamakura@gmail.com
0467(31)8153
【こぼれ話】
7月の兼題は「夏のコンビニをテーマに」、新しい試みに某人気TV番組みたいと賛否両論ありました。実は燈下集(同人会)総会時の句会、特々選は三千江さんの〈行く春や信号待ちの人力車〉。主宰は講評で、きわめて現代的な事象に普遍の季語を取り合わせることで、新しい世界を描きだすことができましたと、語られました。新しい句の種は日常的になりすぎて気がつかない暮しの中に、こぼれているのかもしれません。
来月は「秋の工事現場」、さてどんな句がでるのか楽しみです。(N)